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バルサ“ドリームチーム”一員のストイチコフ氏「レアルは監督を置かないほうが良い」

text by 編集部 photo by Getty Images

バルサ“ドリームチーム”一員のストイチコフ氏「レアルは監督を置かないほうが良い」
元バルセロナのフリスト・ストイチコフ氏【写真:Getty Images】

 元バルセロナのフリスト・ストイチコフ氏は、レアル・マドリーの監督はいないほうが良いという独自の持論を展開した。スペインラジオ局『オンダ・セロ』の番組『アル・プリメール・トケ』でのインタビューで発言した。

 90年代の“ドリームチーム”で活躍し、Jリーグの柏レイソルでもプレーしたストイチコフ氏は、「マドリーは監督を置かないでプレーしたほうがいい」と述べた。

 理由は「結局、誰が監督をやってリーグを優勝しても、チャンピオンズリーグを優勝しても批判しか出てこないし、みんな監督の事を気に入らないからだ」としている。

 マドリーは2013/14シーズンにチャンピオンズリーグ優勝をもたらしたカルロ・アンチェロッティを翌シーズンが無冠だったとして解任している。過去にもタイトルを獲得しながらも監督への批判や解任が相次いでいる。

 なお、古巣のバルセロナは負傷者を多く抱えるなど問題が少なくないが、心配はしていないようだ。

「ボール支配率を重視してプレーし続けているバルセロナのクオリティーは疑問視してないないよ。もちろん支配率で試合は勝てないけどね。負傷者が多いけどバルサは大丈夫だ。今はネイマールのことばかり話題になるけど、一番大事なのはチームだ」

 現在、バルサは首位マドリーと同勝ち点の3位に付けているが、「リーグ戦ではバルサがマドリーに勝ち点6から8差をつけられてクリスマスを迎える事は考えられない」と、リーグ戦は接戦したものになると予想している。

【了】

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