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ホッフェンハイム次期監督は28歳! 来季ブンデス史上最年少指揮官誕生へ

text by 編集部 photo by Getty Images

ホッフェンハイム次期監督は28歳! 来季ブンデス史上最年少指揮官誕生へ
来季からホッフェンハイムを指揮するユリアン・ナーゲルスマン氏【写真:Getty Images】

 リーグ戦10試合を終えて17位と低迷するホッフェンハイムは26日、フーブ・ステフェンス監督の就任を発表し、さらに27日には来季から同クラブU-19チームを指揮するユリアン・ナーゲルスマン氏がトップチームを率いると明らかにした。

 ナーゲルスマン氏はなんと現在28歳。来年夏、正式にステフェンス監督から仕事を引き継げば、ブンデスリーガ史上最も若い監督の誕生となる。

 現在監督ライセンスを取得するためのコースを受講しているナーゲルスマン氏は、選手としての実績がほぼない。かつて1860ミュンヘンとアウクスブルクに在籍したが、トップチームでの出場歴はなく、負傷により20歳で現役を引退して指導者の道に進んでいた。

 アウクスブルク時代には現ドルトムント監督のトーマス・トゥヘル氏の下でプレーした経験があるという。

 そしてホッフェンハイムのアレクサンダー・ローゼンSD(スポーツディレクター)は「ユリアンは非常に若いが、常に次期監督候補だった。我々は彼の考え方を長きにわたって見てきた。ステフェンスは“現在”で、ナーゲルスマンは“未来”だ」と、来季からチームを率いる予定の若き指導者を絶賛した。

 ナーゲルスマン氏とホッフェンハイムは、来季以降の監督就任で合意し、3年契約を結ぶと見られる。常に革新的な手法で躍進を遂げてきた地方クラブは、ステフェンス監督の経験で再浮上し、選手と同年代の若い新監督のもと更なる飛躍を目指す。

【了】

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