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仏代表デシャン監督、不調のコンドグビアを信頼。渦中の2選手についても処遇を説明

text by 編集部 photo by Getty Images

仏代表デシャン監督、不調のコンドグビアを信頼。渦中の2選手についても処遇を説明
フランス代表のディディエ・デシャン監督【写真:Getty Images】

 インテルMFジョフレイ・コンドグビアの代表招集について、フランス代表のディディエ・デシャン監督は自らの判断で見送ったと話した。英メディア『フットボール・イタリア』が5日付で報じている。

「クラブにおいて複雑な状況にある」とデシャン監督が語るように、コンドグビアはここ最近、試合中盤での交代や途中出場が目立つようになった。

「彼は十分にプレーしていない上に、試合に出場してもパフォーマンスは十分に引き出されていない。これは精神的な問題だ」とする一方で、「スペイン、またはモナコで違いを生み出すのは難しい。だから、私は彼のクオリティを疑っているわけではない」と、コンドグビアの不調について理解を示している。

 また、この記者会見の主な関心事は渦中にあるFWカリム・ベンゼマとMFマテュー・ヴァルビュエナの処遇だったが、今回デシャン監督は2人を招集しなかった。

 ベンゼマはヴァルビュエナのセックステープを巡る脅迫事件に関与していたとして、フランス警察に逮捕されていた。

 招集外となった理由についてはそれぞれ「ベンゼマとは月曜日に話をして呼ばないことにした。彼は怪我をしていて、試合に出られる状態ではない」「ヴァルビュエナはメンタル面のコンディションが良くない。彼には休息を与えることにした」と説明した。

 なお、処罰については自らの範疇にないとし、「法が為すべきことを為すだろう」とコメントした。

【了】

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