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チェルシー&マンUの失われたアイデンティティ…プレミアの今を一刀両断!【ジェイが斬る!欧州サッカー 06】

現在ジュビロ磐田でゴールを量産するFWジェイ。プレミアリーグの経験が豊富な彼は、欧州最高峰のリーグをどう見ているのか? 現役のイングランド人選手が語る“プレミアトーク”を、どうぞお楽しみに!

text by ジェイ・ボスロイド photo by Getty Images

「試合ごとに彼がしゃべるたび、うんざりするよ」

――バイエルンとアーセナルの違いは何かな?

「アーセナルは初戦でツイていた。バイエルンは何度もチャンスを作っておきながら決められなかったからね。でも、バイエルンはアーセナルよりもずっと上を行っていたよ」

――バイエルンはアーセナルや他のチームよりもずっと強いのかな?

「バルセロナやレアル・マドリーを除いては、そうだろうね」

――2~3年前、チェルシーは上位にいたね。それじゃ、今はどうだろう?

チェルシー&マンUの失われたアイデンティティ…プレミアの今を一刀両断!【ジェイが斬る!欧州サッカー 06】
ジョゼ・モウリーニョ監督【写真:Getty Images】

「チェルシーで働く友人がいるんだけど、彼からはネガティブなことをたくさん聞いたよ。チェルシーは勝つべき相手(ディナモ・キエフ)に2-1で勝っただけで、ここまで悪いシーズンを過ごしてきた。シーズン前の状態まで戻ってきたけど、まだまだ努力が足りない。監督は文句ばっかり言っているし、試合ごとに彼がしゃべるたび、うんざりするよ」

――モウリーニョは試合に勝つと賢明な男としてその場を去るけど、試合に負けると愚か者になってしまうね。

「僕が言いたいのはそういうことで、皆も同じことを言っているよ。試合に勝ったときはチームの手柄を総取りするけど、試合に負けるとレフェリー、ピッチやドクターを責める発言をする。昨夜(ディナモ・キエフ戦)の結果はクラブにとって素晴らしいものだったけど、週末にはストークとの試合が控えている。ストークとの試合は簡単ではない。特に雨が降ったときにはね」

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