バイエルン・ミュンヘンが、チームを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督の契約延長に向けてオファーを提示した。10日に英紙『デイリー・ミラー』が報じている。

　グアルディオラ監督は今季終了後にバイエルンとの契約が切れる予定で、マンチェスター・シティやチェルシーなどのプレミアリーグのクラブに就任する可能性が伝えられていた。バイエルン側は2年の契約延長を結ぼうと考えているが、進展は見られていない。

　同紙によると、チームに引き止めたいクラブ側は年俸1700万ポンド（約32億円）という、監督としては破格の年俸で交渉をする準備ができているようだ。現時点でも年俸1400万ポンド（約26億円）だが、さらに上乗せされる形となる。

　2013年にバイエルンの指揮官に就任したグアルディオラ監督は、2012年にヨーロッパリーグ（EL）王者となったチェルシーとUEFAスーパーカップで対戦。PK戦の末に勝利し最初のタイトルを獲得した。

　そして同年行われたクラブW杯では、決勝戦でラジャ・カサブランカを下し優勝している。さらに、ブンデスリーガでも無類の強さを見せ、史上最速でリーグ優勝を成し遂げていた。さらに多くのタイトルを獲得するためにも、クラブ側はグアルディオラ監督の手腕を必要としているようだ。

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