セビージャ戦で肩の負傷を悪化させたレアル・マドリーのセルヒオ・ラモス【写真:Getty Images】
左肩を負傷しているレアル・マドリーのスペイン代表DFセルヒオ・ラモスは、バルセロナとの“エル・クラシコ”に強行出場する意向のようだ。10日付け『マルカ』が報じた。
マドリーで主将を務めるS・ラモスは、リーグ第11節セビージャ戦でゴール決めた直後に痛めていた左肩から地面に落ちてしまい、負傷交代となった。手術は回避し、経過を見て治療を行っていくようだが、手術の可能性が完全になくなったわけではないとみられている。
S・ラモス本人は代表ウィーク明けにホームで行われるバルセロナ戦を欠場するつもりは無く、バルセロナ戦後に適切な治療を行っていくことを決めたと同紙は伝えている。
『アス』や『ムンド・デポルティーボ』は、S・ラモスはバルセロナ戦後に手術を行うと報道しており、現実となれば最低でも5~6週間の戦線離脱が確実視されている。
S・ラモスは現地時間9月15日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)シャフタール・ドネツク戦で左肩を脱臼してから、リーグ戦のアトレティコ・マドリー戦、セルタ戦、セビージャ戦にCLのパリ・サンジェルマン戦という、厳しい戦いが予想される試合に負傷をおして出場してきた。
しかし、セビージャ戦では華麗なボレーシュートによる先制点と引き換えに、肩の負傷の悪化と今季リーグ初黒星という代償を払うこととなってしまった。
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