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【今週のバルサとレアル】クラシコ控える両チーム、主力が続々と復帰。伝統の一戦を制すのは?

text by 編集部 photo by Getty Images

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【今週のバルサとレアル】クラシコ控える両チーム、主力が続々と復帰。伝統の一戦を制すのは?
クラシコを制するのは?【写真:Getty Images】

 気になる通算成績だが、これまで公式戦230回の対戦でマドリーの92勝、バルセロナの90勝、引き分けは48とほぼ互角。直近の10試合ではマドリーが5勝2分3敗と勝ち越している。

 だが、マドリーにはC・ロナウドにまつわる気掛かりなデータもある。スペイン紙『スポルト』によれば、C・ロナウドがこれまでホームで行われた6度のクラシコで決めた3得点はいずれもPKであるというものだ。

 つまり、C・ロナウドはホームでのバルセロナ戦で流れの中からゴールを奪えていないということになる。今季は思うように得点が奪えていないC・ロナウドだが、見事クラシコでの“初ゴール”を奪うことができるだろうか。

 また、同紙はパリで起きたテロ事件を受けてマドリード州政府がこの一大イベントに厳戒態勢を命じたと伝えている。観客の安全確保のため、警察、警備員、救急舞台など1000人以上がクラシコに派遣される見込みだという。

 テロの影響でベルギー対スペイン、ドイツ対オランダという2つの親善試合が中止となるなど、サッカー界にも波紋が広がっている。

 前節終了前は勝ち点で並んでいたが、マドリーはセビージャに敗れ、バルセロナはビジャレアルに勝利したことで両チームの勝ち点は「3」に広がってしまった。

 マドリーが通算93勝目を収めることができれば永遠のライバルに勝ち点で肩を並べることができるが、バルセロナが通算成績に肉薄するようなことがあれば、今季のタイトル争いを大きくリードすることになる。

 スペインを二分するビッグクラブによる伝統の一戦が行われるのは現地時間21日、舞台は首都・マドリードにあるサンティアゴ・ベルナベウだ。

【了】

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