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セリエA 8年前

覚醒したダイアモンド。ジダンとピルロの系譜を継ぐ男が導くビアンコネーロの逆襲劇

text by Keiske Horie photo by Getty Images

ユーベの全得点の約半数に関与

 マンチェスター・シティ、ミランを撃破し、復調を力強くアピールしたユベントスを牽引するのは間違いなく“ダイアモンド”(ディバラの愛称)だ。ここまでユベントスはセリエAで20ゴールを記録しているが、ディバラは6ゴール3アシストと全得点の約半数に関与している。

 ザンパリーニ会長の言葉を受けてか、アッレグリ監督の采配にも変化がみられている。シティ、ミラン、パレルモ戦と3試合連続でディバラは先発出場を果たした。パレルモ戦でも見事なクロスからマリオ・マンジュキッチの先制点をアシスト。現在、ディバラがユベントスの中心であることに異を唱える者はいない。

 代表に目を移せば、10月14日のワールドカップ南アメリカ予選パラグアイ戦でアルゼンチン代表デビュー。11月の代表戦でも招集され、ブラジル戦とコロンビア戦で途中出場を果たしている。

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