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リバプール、土壇場で追いつきWBAとドロー。オリギが起死回生の同点弾

text by 編集部 photo by Getty Images

リバプール、土壇場で追いつきWBAとドロー。オリギが起死回生の同点弾
ゴールを喜ぶリバプールの選手たち【写真:Getty Images】

【リバプール 2-2 ウェストブロムウィッチ プレミアリーグ第16節】

 プレミアリーグ第16節が現地時間13日に行われ、リバプールはホームでウェストブロムウィッチ(WBA)と対戦した。

 先にゴールネットを揺らしたのはホームのリバプールだった。21分、アダム・ララーナのアシストから主将ジョーダン・ヘンダーソンが先制点を決める。

 しかし30分にWBAはクレイグ・ドーソンのゴールで追いつく。そして前半の終盤に問題の場面が訪れる。

 右サイドから蹴ったFKからWBAが逆転ゴールを決めたかに思われたが、オフサイドの判定でまさかの取り消しに。主審は一度ゴールを認め、中継画面の表示も1-2に変わったが、少し時間を置いて判定が覆された。

 後半、WBAは今度こそ正真正銘の得点を奪う。73分、クリス・ブラントのCKに飛び込んだヨナス・オルソンが頭でコースを変えてネットを揺らして待望の逆転ゴールを挙げた。

 その後デヤン・ロブレンが深刻な負傷を負って交代を余儀なくされるなどトラブルもあったリバプールは主導権を握ったまま追加点を奪えず1-2で試合終了かと思われたが、最後まで諦めない姿勢が実った。

 ロブレンの治療の影響で8分と宣言されたアディショナルタイムが5分を経過したところで、途中出場のディボック・オリギがペナルティエリア手前から右足を振り抜く。すると相手DFに当たってコースの変わったボールはGKのセーブを許さずゴールに吸い込まれた。

 土壇場で追いついたリバプールは最後まで勝ち越しを目指したが、追い上げもここまで。何とか敗戦を回避し、2-2でWBAから勝ち点1を拾った。

【得点者】
21分 1-0 ヘンダーソン(リバプール)
30分 1-1 ドーソン(WBA)
73分 1-2 オルソン(WBA)
90+6分 2-2 オリギ(リバプール)

【了】

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