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なでしこMF澤穂希が現役引退。24年間の現役生活にピリオド

text by 編集部 photo by Getty Images

INAC神戸のMF澤穂希が引退。24年間の現役生活にピリオド
現役引退を発表したMF澤穂希【写真:Getty Images】

 なでしこリーグに所属するINAC神戸レオネッサのMF澤穂希は16日、現役を引退することを発表した。

 澤は1978年9月6日生まれの37歳。1993年に15歳でなでしこジャパン入りを果たし、デビュー戦でいきなり4ゴールを決めるなど存在感をアピール。2011年 の女子ワールドカップ、AFC女子アジアカップ、東アジアカップ、アジア競技大会などの主要大会優勝を経験。

 また、個人としても女子W杯、女子アジア杯、東アジア杯などの大会で最優秀選手賞を受賞したほか、アジア年間最優秀選手賞を2度、FIFA最優秀選手賞を1度受賞した。日本代表通算記録は205試合出場83得点で、これはなでしこジャパン歴代最多出場及び最多得点となっている。

 クラブキャリアでは日米を渡り歩き、2011年からINAC神戸に加入。同クラブでの5シーズンで117試合12ゴールを記録し、リーグ優勝3回と皇后杯優勝2回、そしてなでしこリーグカップ優勝を1回経験した。

 8月には入籍を発表し、話題を集めていた澤は、1991年から続いた24年間のキャリアに終止符を打つ。引退会見については17日に行われる。

【了】

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