診断
柏レイソルの2015シーズンのフォーメーション
補強結果診断 C－
即戦力級の補強は少なかった。その中で期限付き移籍から復帰した武富は相手の「間」でボールを受けることがうまく、前を向いたときの選択肢も豊富。柏の攻撃を引っ張ったひとりだ。
クリスティアーノはチーム戦術にフィットしたかと言えば疑問だが、個の能力は折り紙つき。2nd第7節の広島戦ではハットトリックを達成し、今季のリーグ王者に一泡吹かせた。一方、オランダから戻った大津祐樹は負傷の影響もありインパクトは残せなかった。
総合力診断 C
主体的にボールを保持し、相手を崩していくサッカーが完成されていたとはいえない。だが、目指すスタイルに合う選手は揃っており、単独での打開力のあるクリスティアーノのような“異分子”もいるなど魅力的な陣容だった。
またACLで勝ち上がっていったことからもわかるように、肉弾戦も厭わない強さもあった。J1の順位が低いだけに凡庸な評価となるが、総合力が低いとは決して言えないチームだった。
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