長崎、最少失点の守備は称賛に値。2度目のプレーオフ進出で印象残す【2015年通信簿】

今シーズンのJ2も全日程が終了した。この1年を振り返り、各J2クラブはどのようなシーズンだったのだろうか。今回はJ2を6位で終えたV・ファーレン長崎を振り返る。

2015年12月26日(Sat)6時58分配信

シリーズ:2015年Jリーグ通信簿
text by 編集部 photo Getty Images
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最少失点の守備は称賛。課題は攻撃力

長崎、最少失点の守備は称賛に値。2度目のプレーオフ進出で印象残す【2015年通信簿】
攻撃を牽引し、チームに創造性を与えた梶川諒太【写真:Getty Images】

 安定した成績を残しながら、ジワジワと順位を上げていき、最終的にクラブとして2度目のプレーオフ進出を達成。準決勝で福岡に敗れたものの、勢いのままにプレーオフまで戦っていた印象のある2年前よりも力を付けた印象を残した。

 バランスの取れたチームを作り上げたからこその上位進出だったが、特にリーグ最少失点の守備に関しては称賛に値する。終盤戦ではやや陰りが見られたが、第40節・磐田戦で4失点を喫するまでは3失点の試合すらなく、「1点取れば勝てる」というチームに仕上がっていた。

 ただ、堅守は重心が後ろにあることが前提でもあり、必然的に攻撃へかかる比重は少なくなった。『8』を数えたスコアレスドローの試合でいくつかの勝利さえ手にできていれば、順位はもっと上になっていたはず。今後はバランスを維持しながらも、攻撃力を高めていく努力が求められる。

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