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Jリーグ 8年前

仙台、主力を大量放出も目標の残留は達成。来季トップ10入りのためには積極補強を【2015年通信簿】

シリーズ:2015年Jリーグ通信簿 text by 編集部 photo by Getty Images

2ndステージはわずか3勝

仙台、主力を大量放出も目標の残留は達成。来季トップ10入りのためには積極補強を【2015年通信簿】
7得点を挙げた奥埜博亮【写真:Getty Images】

 1stステージは6節の川崎戦から10節のFC東京戦にかけて5連敗を喫するなど苦しい戦いを強いられ、連戦の中で勝ち星を拾うことができなかった。

 それでも同ステージは6勝5分6敗の7位とトップ10入りを果たすなど健闘した。ところが2ndステージは一転して勝利から見放された。17試合でわずか3勝しか挙げられず、16位と低迷。年間順位も14位に終わった。

 守備の堅さには元々、定評があった。仙台にとって重要なのはほぼ毎年、攻撃の強化である。攻撃陣の質は決して低くない。梁勇基を筆頭に野沢拓也など高いクオリティを誇る中盤を擁し、磐田から加入した金園英学、ブラジル人FWハモン・ロペス、そして売り出し中の奥埜博亮の3人が7得点を記録した。

 特に奥埜はゴール以外の面でも貢献度が高く、来季は更なる活躍が期待される。

 今季は浦和相手に4-4と打ち合いを演じ、鳥栖を5-0で粉砕した試合もあった。その意味で仙台は爆発力を秘めており、それをコンスタントに発揮することが求められている。

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