ミランの背番号「10番」が意味するもの。歴代選手が示すエースの存在意義

2016年01月16日(Sat)12時02分配信

text by Keiske Horie photo Getty Images
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ミランの歴代「10番」1960年代~1990年代前半

ジャンニ・リベラとルート・フリット
ジャンニ・リベラ(左)とルート・フリット(右)【写真:Getty Images】

 背番号が現在の固定制ではなくポジション準拠となっていた時代に、ミランの10番として象徴的に語られるのがジャンニ・リベラ(写真:左)とルート・フリット(写真:右)だ。

 リベラは1960年から1979年にミランで活躍したイタリア人MF。チームをセリエAで3度、コッパ・イタリアで4度、チャンピオンズ・カップ(現チャンピオンズリーグ)で2度の優勝に導いた偉大なカピターノ(キャプテン)である。

 セリエAデビューは15歳281日で、同リーグの歴代最年少記録2位を保持している。2004年にペレが選んだ「偉大なサッカー選手100人」に選出され、国際サッカー歴史統計連盟(IFFH)による「20世紀世界最優秀選手」の19位に選ばれた。

 ルート・フリットはミランを世界的に有名たらしめた「オランダ・トリオ」の一員として活躍したレジェンドだ。1987年から1993年、1994年にミランに在籍し、アリゴ・サッキ監督とファビオ・カペッロ監督のもと「グランデ・ミラン」を形成した。

 セリエAで3度、コッパ・イタリアで1度、チャンピオンズ・カップで2度の優勝を経験。IFFHによる「20世紀世界最優秀選手」の18位に輝いている。

 リベラ、フリットはともにバロンドールを獲得している“伝説”だ。

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