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ミラン、バロテッリ弾でイタリア杯決勝進出に近づく。本田はアシスト未遂

text by 編集部 photo by Getty Images

ミランのマリオ・バロテッリ
決勝点を決めたマリオ・バロテッリ【写真:Getty Images】

【アレッサンドリア 0-1 ミラン コッパ・イタリア準決勝 第1戦】

 コッパ・イタリア準決勝第1戦が現地時間の26日に行なわれ、日本代表FW本田圭佑が所属するミランはアウェイでイタリア3部に所属するアレッサンドリアと対戦した。

 32年ぶりとなる3部相当クラブのコッパ・イタリア準決勝進出を果たしたアレッサンドリア。ここまで、パレルモとジェノアというセリエAのクラブを撃破してきた。しかし、ミランはこの試合で大胆にターンオーバーを敢行する。バッカに替えてバロテッリ、モントリーボとベルトラッチの中盤にはポーリとJ・マウリ、ボナベントゥーラに替えてボアテングを先発で起用する。

 ミランのスターティングメンバーは以下。

【4-4-2】
GK:アッビアーティ
DF:デ・シリオ、サパタ、ロマニョーリ、アントネッリ
MF:本田、ポーリ、J・マウリ、ボアテング
FW:L・アドリアーノ、バッカ

 メンバーを落とし攻撃のクオリティが下がったミランは、アレッサンドリア相手になかなか攻撃の形を作ることができない。それでも40分、本田が素晴らしいフライスルーパスを繰り出し、バロテッリが抜け出しに成功する。しかし、ここはループシュートが枠を捉えられず、本田はアシスト未遂に終わる。

 しかし直後の42分、アントネッリがドリブル突破するとエリア内でファウルを受けPKに。これをバロテッリが冷静に決めてミランが先制に成功した。

 後半には本田が再びチャンスを迎える。バロテッリのクロスに合わせたものの、ここはミスキック。シュートはゴールの遥か上に外れていった。ミランはJ・マウリに替えてモントリーボ、バロテッリに替えてニアンを投入。試合を落ち着かせる。

 そのまま試合は0-1で終了。ミランが決勝進出に向けて先勝を収めた。本田はフル出場を果たしている。

【得点者】
43分 0-1 バロテッリ(ミラン)

【了】

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