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香川真司 8年前

補強の進まないドルトムント。徐々に高まる選手層への懸念。次戦、香川先発の可能性は?

text by 本田千尋 photo by Getty Images

香川はベンチスタートが濃厚か?

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香川が先発かどうかは、フタを開けて見なければ分からない【写真:Getty Images】

 一方でトーレスについては、アトレティコとの2018年までの契約の中で、移籍金を2400万ユーロ(約31億5000万円)以上とする旨の記載があり、買い取りオプション付きのレンタルを望むBVBとの間で隔たりがあるようだ。『キッカー』誌は、トーレスのアトレティコからBVBへの移籍の可能性を50%以下と見ている。

 いずれにせよ、30日の第19節インゴルシュタット戦ではまだ、この人員不足の問題が顕著になることはないだろう。ミッドウィークに試合がなかったことも考えれば、快勝したボルシアMG戦のフレッシュネスを持ち込むことは十分に可能だ。

 14日付の『キッカー』誌は、インゴルシュタット戦のドルトムントの先発予想を次のとおりとする。

 【GK】ビュルキ、【DF】ピシュチェク、ソクラティス、スボティッチ、シュメルツァー、【MF】バイグル、ギュンドアン、カストロ(香川真司)、【FW】ロイス、ムヒタリヤン、オーバメヤン。

 ボルシアMG戦で出番のなかった香川が先発かどうかは、フタを開けて見なければ分からない、といったところだろうか。3-1の快勝を考えれば、ボルシアMG戦のメンバーを下手にいじる必要はない。それでもBVBの補強が上手く進んでいない状況を考えれば、遅かれ早かれ、チャンスは巡ってくるはずだ。

【了】

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