ここ数年、多くのビッグネームがやってきている中国にまたひとりの大物が到来することになるかもしれない。中国紙『新華社』によれば、元日本代表監督のジーコ氏が、中国代表監督の候補に挙がっていると伝えている。

　中国代表はW杯アジア二次予選での低迷を受けて今年1月にアラン・ペラン監督を解任。監督のポストは空席となっていた。ジーコ氏は現在インドのFCゴアで監督を務めている。

　これまでも、元日本代表監督の多くは中国でも指揮を執っている。岡田武史氏（現・FC今治オーナー）とフィリップ・トルシエ氏は杭州緑城で監督を務めていたことがあり、今季からは北京国安にアルベルト・ザッケローニ監督が就任している。

　また、ジーコ氏の他にもマルセイユなどで監督を務めたマルセロ・ビエルサ氏、元イタリア代表監督のチェーザレ・プランデッリ氏、元ポルトガル代表監督のパウロ・ベント氏や先日チリ代表を退任したホルヘ・サンパオリ氏などが候補に挙がっているという。

　近年は中国スーパーリーグのクラブが多くのスター選手を獲得しているが、代表監督までも“爆買い”となるのだろうか。

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