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佐々木監督、リオ五輪出場を諦めず。勝負の鍵は「最後までなでしこのサッカー」

text by 編集部 photo by Getty Images

佐々木則夫
佐々木則夫監督【写真:Getty Images】

 リオデジャネイロ五輪ん女子アジア地区最終予選の第2戦が2日に行われ、日本は韓国と1-1で引き分けた。

 オーストラリアとの第1戦を1-3で落としていた日本にとって、韓国戦は何が何でも勝たなければならない試合だった。しかし、終盤に岩渕真奈のゴールで先制したのもつかの間、守備の連携ミスを突かれて失点。消化不良のドローとなった。

 試合後、日本代表の佐々木則夫監督は「選手がよく切り替えて前向きにやってくれたんですけれども、なかなかうまい具合に結果として出なくて、逆に選手にもみなさんにも申し訳ないと思うばかり」と落胆の様子で90分を振り返った。

 残りは3試合。すべて勝っても最高で勝ち点10ポイントと、リオ五輪出場権獲得は厳しい状況になっている。それでも「選手は何とか…という気持ちでやってくれていますので、ここで沈まずに前を向いて」と全くあきらめていない。

 最後に勝負を制すためには、佐々木監督が言うように「とにかく最後までなでしこのサッカーをやるしかない」。中1日で迎える中国戦は日本女子サッカーの未来を占う重要な1試合となる。

【了】

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