バルセロナのネイマールは、ブラジル代表としてリオ五輪に出場することになるかもしれない。カルロス・ドゥンガ監督が、ブラジルTV局『エスポルテ・インテラティーボ』で語った。

　ブラジル代表は6月にアメリカで行われる南米選手権の特別大会『コパ・アメリカ・センテナリオ』に参加する。リオ五輪は8月に開催されるため、選手の負担を考慮して両大会には参加させないという考えが一般的となっている。

　A代表とU-23ブラジル代表の監督を兼任するドゥンガ監督は、「もし私がコパ・アメリカとオリンピックを選ばなければならないとすれば、オリンピックでネイマールを見てみたい」と述べ、ネイマールの五輪出場を示唆した。

　その一方で、「ネイマールはとても疲労している。だが、2つの大会に出場するのは彼にとって良いことだろう」と、“フル稼働”させる考えも明かしている。

　ネイマールは2012年のロンドン五輪にも出場し、銀メダル獲得に貢献。今年2月に24歳となったネイマールが母国で行われるリオ五輪に出場すれば、オーバーエイジ枠での出場となる。

　以前よりネイマールはリオ五輪出場を熱望しているともいわれており、6大会連続の五輪出場を決めたU-23日本代表にとって、ネイマール擁するブラジル代表は脅威となりそうだ。

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