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【EL展望】初対戦のドルトムントとトッテナム。マンU時代の香川の相性は?

text by 編集部 photo by Getty Images

香川
香川真司の出場はあるか?【写真:Getty Images】

 ドルトムントは現地時間10日、ヨーロッパリーグ(EL)ベスト16の1stレグでトッテナムとホームで対戦する。

 ベスト16にして注目カードとなったが、公式戦で両チームが対戦するのはこれが初めてだ。トッテナムにとっては、UEFA主催の大会でドイツ勢と対戦すること自体も5年ぶりとなる。

 ドルトムントは直近5年間のイングランド勢との対戦成績は8試合で3勝2分3敗とイーブン。うち2勝はホームで挙げている。

 香川真司はマンチェスター・ユナイテッド時代にトッテナムと4度対戦した経験がある。初めて対戦した試合ではゴールも決めているが、2分2敗と一度も勝利したことがない。

 一方、今季レバークーゼンからトッテナムに加入した韓国代表FWソン・フンミンは、ドルトムントとの相性が良い。これまで6度対戦しているが、4勝1分1敗で、5得点を記録している。

 トッテナムはイングランド代表MFデル・アリが出場停止。ベルギー代表DFヤン・フェルトンゲン、イングランド代表DFダニー・ローズが負傷で欠場する見込みとなっている。ドルトムントは負傷中のギリシャ代表DFソクラティス・パパスタソプロスが欠場することになりそうだ。

 香川はベスト32のポルト戦で1st、2ndレグともに出場したが、直近のリーグ戦では2試合で出番がなく、特に首位バイエルン戦はベンチ外という厳しい状況に置かれている。

 ドルトムントは前節バイエルン戦のスコアレスドローも含めて6勝2分と無敗を継続中。トッテナムは6連勝で2位にまで上り詰めたが、ウェストハムに手痛い敗戦を喫すると、アーセンとのノースロンドンダービーでも追い付かれてしまいドローと下降気味にある。

 初の顔合わせとなる両者だが、注目の一戦で先手を打つのはどちらのチームだろうか。

【了】

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