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チェルシーに受け継がれるカルチョの系譜。“ブルーズ”を率いる5人のイタリア人監督たち【編集部フォーカス】

4月4日、2016-17シーズンよりアントニオ・コンテがチェルシーの指揮をとると発表された。過去にも名だたるイタリア人指揮官が同クラブを率いているが、今回は“ブルーズ”の監督となった“カルチョの国”の指導者5人を紹介する。

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

ジャンルカ・ヴィアッリ

クラブ史上初のイタリア人監督となったジャンルカ・ヴィアッリ
クラブ史上初のイタリア人監督となったジャンルカ・ヴィアッリ【写真:Getty Images】

【在任期間】
1998年2月~2000年9月

 チェルシーに受け継がれるイタリア人指揮官の系譜は、彼から始まっている。ジャンルカ・ヴィアッリはチェルシー史上初のイタリア人監督なのである。

 現役時代にはサンプドリアやユベントスなどでゴールを量産し、1996/97シーズンにチェルシーへと移籍すると、96/97シーズンにFA杯優勝を果たす。さらに、97/98シーズンにはルート・フリットの後任としてプレーイングマネージャーに就任。同年にリーグ杯とカップウィナーズカップの二冠を達成した。

 98/99シーズンに現役を引退して監督業へと専念するが、00/01シーズンに成績不振によって解任の憂き目に合い、グラハム・リックス政権へと移り変わった。

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