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ハーフナーの提案でADOが被災者に連帯示す。今季15点目は決勝ゴールに

text by 編集部 photo by Getty Images

ハーフナー・マイク
左腕に黒いバンドを巻いてプレーするハーフナー・マイク【写真:Getty Images】

 オランダ・エールディビジ第33節が現地時間17日に行われ、ADOデン・ハーグはアウェイでウィレムIIに2-0で勝利した。

 3トップの頂点で先発出場したADOの日本代表FWハーフナー・マイクは20分、右サイドのルベン・シャヘンが上げたクロスに打点の高いヘディングで合わせチームに先制点をもたらした。

 相手DFとの駆け引きを制したハーフナーは今季15得点目を奪っている。その後オウンゴールで加点したADOは3試合ぶりの勝利を飾った。

 またウィレムII戦ではADOの選手たちが腕に黒い喪章を巻いてプレーした。クラブ公式ツイッターによれば、この行動はハーフナーがチームメイトたちに提案し、九州地方で起きた地震災害の被災者へのサポートを示すために実施されたという。

 祖国への思いが詰まったハーフナーのゴールが決勝点となり勝利を取り戻したADO。再びチームが一致団結して残り3試合でひとつでも上の順位を目指す。

【了】

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