日本サッカー協会（JFA）の田嶋幸三会長が、今月14日に発生した熊本地震に対して、公式声明を発表した。

　田嶋会長は、「このたび発生した熊本県及び九州地域を震源とする熊本地震により亡くなられた方々、ご家族の皆様にお悔やみ申し上げますと共に、被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます」と、被害者に対して追悼の意を表した。

　また、「現在、JFAでは職員1名を現地に派遣し、熊本県におけるサッカーファミリーの被害状況を確認しています。熊本県、大分県両サッカー協会とも連携してしっかりと状況を把握した上でJFAができることを確認し、実行していきたいと考えています」と、今後の協力体制について見解を示している。

　現在も余震が相次ぎ、多くの人々が避難生活を余儀なくされているが、「熊本、大分の皆様に対して世界のサッカーファミリーからも激励のメッセージが届いています。我々としても、一日も早く被災地の皆様、そして、サッカーファミリーの皆様が平穏な日常を取り戻せることを切に願っております」と綴っている。

【了】