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ファルカオ、来季はMLS挑戦も視野に「ノーとは言い切れない」

text by 編集部 photo by Getty Images

ラダメル・ファルカオ
MLS挑戦に興味を示すラダメル・ファルカオ【写真:Getty Images】

 チェルシーに所属するコロンビア代表FWラダメル・ファルカオが、来季アメリカのメジャーリーグサッカー(MLS)に挑戦する可能性を示唆した。21日に英紙『スカイスポーツ』が報じている。

 ファルカオは昨年夏にモナコからチェルシーに期限付き移籍で加入したが、今季は公式戦12試合出場で1得点と、思うようなシーズンを送れていなかった。チェルシー側が買い取りに動く可能性は低く、モナコ側とも契約延長に至るかが微妙であるため、今夏の去就が注目されている。

 来季についてファルカオは「僕にはわからない。次のシーズンのことも考えていないよ。イングランドでの経験は少し厳しいものになっているし、僕が望んでいたように常にプレーができていない。だから、簡単なことではないだろう。僕はまだプレーする機会のために戦うことになるし、そのチャンスを待っている。ここで満足しているよ」と語り、チェルシーでのプレーを弟1に考えていることを明かした。

 しかし、一方で「何人かのコロンビアの選手がMLSでプレーしている。アンドレア・ピルロやカカ、ドス・サントスのようなビッグスターもいるね。彼らは全てを持っているので、僕はMLSがさらに強いリーグとなり、競争力が高まり、今よりも大きくなるかもしれないと思っているよ」とし、「ノーとは言い切れない。しかし、僕はこの瞬間にもここにいて、ヨーロッパでのパフォーマンスについて考えている」と語り、MLSへの興味を示している。

 また、最後にリオ・デジャネイロ五輪について「オリンピックの試合で役割を果たしたい」と答え、オーバーエイジ枠に興味があることも明かした。来季アメリカでプレーする可能性があると同時に、オリンピックではグループリーグで日本代表と顔を合わせる可能性もありそうだ。

【了】

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