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フォルラン、低迷するマンUの現状に言及「今は僕が知っているチームではない」

text by 編集部 photo by Getty Images

ディエゴ・フォルラン
古巣のユナイテッドについて語るディエゴ・フォルラン【写真:Getty Images】

 ウルグアイ1部のペニャロールに所属するウルグアイ代表FWディエゴ・フォルランが、古巣のマンチェスター・ユナイテッドについて語った。20日に英紙『ザ・ナショナル』が報じている。

 フォルランは2002年1月から2004年8月までユナイテッドに在籍していた。2002/2003シーズンは、ユナイテッドのリーグ優勝にも貢献している。退団してから12年ほど経過したが、当時と比べてユナイテッドが変わってきていることを明かした。

「古巣のユナイテッドを見たとき、相反する感情を感じる。彼らは世界最大のクラブで、自分がいたときから大好きなクラブだが、今はそこに僕が知っているユナイテッドはない。チームは苦労しており、チャンピオンズリーグ(CL)出場権を逃して、プレミアリーグのトップ4入りも逃した。アレックス・ファーガソン監督が退いてから変わってしまったね」

 長く続いたファーガソン体制では数多くのタイトルを獲得してきたユナイテッド。しかし、今は低迷期に入っているとフォルランも感じているようだ。しかし、一方で「人々はルイス・ファン・ハール監督を解任すべきと言っているけど、僕は少し同情するし、FA杯も優勝してほしいと思っている」と語った。

「新しい選手がイングランドに慣れるまでには時間が必要となる。そんなに早く、適合することができないと言うことだ。ルーク・ショーのような選手でも最初は苦労した。2年目になると遥かに良くなりそうな気配を感じたね。メンフェス・デパイは今後どうなるかな?

どんな選手でも獲得できるという保証はない。一部の選手は移籍せずに残る。監督がチームを構築するためには多くの時間が必要となるし、魔法で修正できるというわけではない」

 今季のユナイテッドは多くの負傷者も発生した。また、得点力不足に悩まされる時期もあった。様々な要因が重なり、満足のいく結果を残せなかった。来季は今季よりも良い成績になることを期待したいところだ。

【了】

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