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“世界最強リーグ”リーガ、2年連続で観客動員記録を更新!

text by 編集部 photo by Getty Images

サンティアゴ・ベルナベウ
レアル・マドリーの本拠地サンティアゴ・ベルナベウ【写真:Getty Images】

 現在“世界最強リーグ”の名をほしいままにしているスペイン・リーガ・エスパニョーラが観客動員数でも勢いをみせつけた。

 2015/16シーズンのリーガ1部、2部の観客動員数が13,936,441人となり、最多記録であった2014/15シーズンの13,546,935人を超えて2年連続での記録更新となったということだ。この数字はまだ、1部昇格プレーオフが残されているためさらに伸びるとみられている。

 ちなみに1節あたりの最高記録はカンプノウでのバルセロナvsレアル・マドリーのクラシコも行われた今季のリーガ1部の第31節。全スタジアムで計318,812人を集めた最多を記録している。

 そして平均観客収容率も70.92%に達し初めて70%を突破した。最多の収容率はレアル・マドリーの82.65%であり、以下エイバルの82.50%、セビージャの79.43%、ヒホンの79.37%と続いている。

 スペイン経済そのものは好況というわけではないが、ことサッカーにおいては別のようだ。リーガは三年連続でチャンピオンズリーグ(CL)とヨーロッパリーグ(EL)の優勝クラブを独占している。質の高いサッカーが行われれば、ファンは足を運び、またそれがチームに還元され健全なサイクルを生み続けているのだろう。

 絶好調を維持するリーガはピッチだけでなく観客席でも偉大な結果となった。今後もスペインの黄金時代は継続していくのだろうか。

【了】

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