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EURO2016 8年前

EUROで各国代表入りしたU-20選手10人。“ブレイク必至?” 未来のスター候補生たち

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

MF:ヴィクトール・コバレンコ(ウクライナ)

ヴィクトール・コバレンコ
ウクライナ代表のヴィクトール・コバレンコ【写真:Getty Images】

【所属】シャフタール・ドネツク

 ヴィクトル・コバレンコは昨年のU-20W杯で得点王を獲得して一躍注目を浴びた。所属するシャフタール・ドネツクでは中国に移籍したブラジル人FWアレックス・テイシェイラの抜けた穴を見事に埋めて一気に評価を高めている。

 昨年9月に初招集されたA代表では、今年3月の親善試合から順調に出場を重ねてEUROでもグループステージの2試合に先発出場。すでに9番を与えられるなど、大きな期待を背負っている。

 スピードに乗った直線的な突破が持ち味で、細かなテクニックで相手を翻弄するタイプではない。182cmの身長は大柄な選手の多いヨーロッパにおいてそれほど目立つものではないが、ピッチ上での存在感は20歳のものとは思えないほど大きい。さらなる飛躍のためには1シーズンで1ゴールもあげられなかった得点力の向上が課題となるだろう。

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