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EURO2016 8年前

EUROで各国代表入りしたU-20選手10人。“ブレイク必至?” 未来のスター候補生たち

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

MF:アンテ・チョリッチ(クロアチア)

アンテ・チョリッチ
クロアチア代表のアンテ・チョリッチ【写真:Getty Images】

【所属】ディナモ・ザグレブ

 U-15から各世代のクロアチア代表に選出されてきたアンテ・チョリッチは、やはり若くして欧州各国の強豪クラブから注目を集めていた。NKザグレブに在籍していた当時、バルセロナやチェルシー、バイエルン・ミュンヘンから誘いがあったという。

 しかし、チョリッチが最終的に選んだのはレッドブル・ザルツブルクだった。2009年から2013年までユース年代のほとんどの時期をオーストリアの名門で過ごし、90万ユーロ(約1億円)の移籍金でディナモ・ザグレブに引き抜かれている。

 そしてディナモでの活躍が認められEURO直前にクロアチアA代表初招集を受けると、親善試合でアピールして最終メンバー入りを果たした。EURO本大会では1試合もピッチに立つことなく終わってしまったが、この悔しさは今後の成長の糧となるに違いない。

 ディナモの大先輩ルカ・モドリッチの系譜を継ぐ小柄なテクニシャンにはいまも国外の名門クラブが数多く関心を示しており、近い将来のステップアップは確実だ。2年後のW杯ではさらに進化した姿を見られるかもしれない。

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