ポルトガル代表のクリスティアーノ・ロナウド【写真:Getty Images】
ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが、1得点1アシストを決める活躍でチームを決勝に導いた喜びを語っている。6日にイタリア紙『ラ・レプッブリカ』が報じている。
現地時間6日にEURO2016の準決勝が行われポルトガルが2-0でウェールズを下し決勝進出を果たしている。そして、この試合で1ゴールを決めたロナウドは、このゴールによりEURO本大会での通算得点数が9ゴールとなり、長期に渡って保たれて来たミシェル・プラティニ氏の歴代最多記録に並んでいる。
決勝進出を決めたことについて尋ねられたロナウドは「それは僕らが最初から望んでいたことなんだ。僕らはここまで来るために戦ったよ。最初は複雑な状況にあったけれど、出だしに躓いても良い形で終わる方が良いね。テクニカルスタッフやチームメート全員に感謝したいよ。夢はここにあるんだ」と試合の興奮が冷めない中、その喜びを語っている。
そしてマン・オブ・ザ・マッチに輝いたロナウドは、「これからは過去じゃなくて前を見て行こう」と付け加えると、「この試合が僕らに陽気さとガッツをもたらしてくれればいいね。ポルトガルにとってEUROで優勝することは夢なんだ。僕らはそれを実現するために後一歩のところまで来ている」と悲願の優勝への意気込みを語った。
一方で批判について尋ねられると、「批判なんて聞いてはだめだ。僕らは慎ましく仕事に励み、僕らが全員が熱望するタイトルを手にするために真剣に取り組まなければいけない」と批判を気にせずに集中していると答えている。
クラブや個人でのタイトルは総なめにして来たロナウドだが、代表チームでは未だにタイトルは獲得してはいない。悲願の代表初タイトルを手にすることができるかどうか、期待が高まる。
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