フランス代表は現地時間10日、EURO決勝戦でポルトガル代表と対戦して延長戦の末に0-1で敗れた。

　試合後、フランス代表のディディエ・デシャン監督が仏TV局『M6』に失望を語っている。

　開催国フランスは優勝候補筆頭として決勝トーナメントを勝ち上がり、決勝戦でも8万人の大観衆の後押しを受けていたが、延長後半に途中出場のエデルに決勝点を決められてしまった。

　デシャン監督は、「言葉がない。計り知れない程に失望している。これを乗り越えるには長い時間がかかるだろう」と、悔しさを露わにした。

「我々は共に勝ち抜き、共に苦しみ、そして今日は共に負けた。我々がフランスを動揺させてしまったことは分かっている。母国にトロフィーをもたらせば素晴らしいことだったけど、不運なことにそうはならなかった」

　なお、フランスにとってこれが主要国際大会で8度目の決勝戦だった。これまで敗れたのはPK戦までもつれ込んだ2006年ドイツW杯のイタリア戦のみだったが、8度目にして2度目の敗戦となってしまった。

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