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現役イタリア代表9番、移籍金43億円でACL8強の山東魯能加入決定

text by 編集部 photo by Getty Images

ペッレ
グラツィアーノ・ペッレの中国移籍が決定【写真:Getty Images】

 中国超級リーグ(1部)の山東魯能泰山は11日、サウサンプトンからイタリア代表FWグラツィアーノ・ペッレの獲得を発表した。

 昨季プレミアリーグで11ゴールを挙げサウサンプトンのエースとして活躍していたペッレは、イタリア代表の9番を背負ってEURO2016にも出場。欧州No.1を決める大会で2ゴールを奪うなどトップクラスのストライカーとして名を馳せていた。

 山東魯能は契約の詳細を明らかにしていないが、伊紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によれば、移籍金は3800万ユーロ(約43億円)で新たに2年半契約を結んだという。またシーズンごとに1500万ユーロ(約17億円)を給与として受け取ると見られる。

 アジアチャンピオンズリーグ(ACL)でベスト8入りを決めている山東魯能だが、リーグ戦では16試合を終えて勝ち点13しか獲得できず16チーム中15位に沈んでいる。先月マノ・メネゼス監督を解任してドイツ人のフェリックス・マガト監督を招聘したものの未だ降格圏を抜け出せていない。

 そのため大型補強を敢行しており、すでにニューカッスルからセネガル代表FWハピス・デンバ・シセの獲得を発表していた。同選手と共に現役イタリア代表のペッレには新たな得点源としての大きな期待が寄せられている。

【了】

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