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レスター、カンテの代役はベルギー代表MFか。28億円で争奪戦に参戦へ

text by 編集部 photo by Getty Images

アクセル・ヴィツェル
多数のクラブから獲得を狙われているヴィツェル【写真:Getty Images】

 レスター・シティの指揮官を務めるクラウディオ・ラニエリ監督は、ロシアのゼニト・サンクトペテルブルクに所属するベルギー代表MFアクセル・ヴィツェルの獲得を巡る争奪戦に参戦するようだ。16日付のフランス誌『フランス・フットボール』が報じている。

 レスターは、昨季に奇跡のリーグ制覇を成し遂げたチームの立役者の1人であるフランス代表MFエンゴロ・カンテをチェルシーへ売却した。そこで同クラブは、同選手の代役としてヴィツェルをターゲットとして特定したようである。

 ヴィツェルは、ユース時代から過ごしたベルギーの名門スタンダール・リエージュでトップデビューを果たすと、18歳にしてリーグ制覇に貢献。その後にベンフィカで1年間過ごすと、完全移籍したゼニトで2012年からプレーしている。同クラブではこれまで156試合に出場して21ゴールを決め、先日行われたEURO2016にも出場を果たした。

 しかし、同選手の獲得を巡って現在激しい争奪戦が繰り広げられているようだ。エバートンやリバプールに加え、さらにはナポリやインテルも獲得を狙っているようである。そこでレスターは、カンテの売却資金をヴィツェルに投資することに決め、ゼニトへ2500万ユーロ(約28億円)のオファーを提示したようだ。

 果たしてヴィツェルが選ぶのはプレミアリーグか、それともセリエAか。今後の展開に注目が集まる。

【了】

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