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ミラン、念願のDF補強実現へ。アルゼンチン1部の有望株を8億円で獲得か

text by 編集部 photo by Getty Images

グスタボ・ゴメス
ミランへの移籍が噂されるDFグスタボ・ゴメス【写真:Getty Images】

 日本代表MF本田圭佑が所属するミランは、遂にDFの補強へ一歩近づいたようだ。3日にイタリアの『ジャンルカディマルツィオ.com』が報じている。

 ビジャレアルに所属するDFマテオ・ムサッキオの獲得交渉が破談に終わったミランは、時間を無駄にしないためにも既に新たなDFの獲得へ乗り出した。その選手が、アルゼンチン1部のラヌースに所属するパラグアイ代表DFグスタボ・ゴメスである。

 先日開催されたコパ・アメリカ・センテナリオにも出場したG・ゴメスは、昨季のアルゼンチンリーグで最も優秀なDFの1人と称賛された有望株だ。同選手のパフォーマンスに納得したミランは交渉を開始し、既にG・ゴメスと代理人と個人合意に至っている。

 ミランは、出場回数によって800万ドル(約8億円)での買い取りが義務付けされる買い取りオプション付き期限付き移籍で獲得するオファーをラヌースへ提示したと報じられた。フィオレンティーナも獲得を狙っているようだが、ミランの方が獲得に一歩リードしている。

 ラヌースは、G・ゴメスの保有権の半分しか所有していない。そのために現在クラブ・リベルタからもう半分の保有権を200万ドル(約2億円)で買い取ろうとしており、それから約2倍の移籍金でミランへ売却するつもりのようだ。

 ミランにとっては実現すればヴィンチェンツォ・モンテッラ監督以降、初めての補強となるG・ゴメス。念願のDF獲得が目前に迫っている。

【了】

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