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イブラ、過去にまだ未練? ミランをマンUに匹敵する最も偉大なクラブと評価

text by 編集部 photo by Getty Images

ズラタン・イブラヒモビッチ
ユナイテッドで初タイトルを手にしたFWズラタン・イブラヒモビッチ【写真:Getty Images】

 今夏にマンチェスター・ユナイテッドへ移籍したFWズラタン・イブラヒモビッチは、過去に在籍したミランにまだ未練が残っているかもしれない。

 現地時間7日にコミュニティ・シールドが行われ、昨季のプレミア王者である日本代表FW岡崎慎司が所属するレスター・シティとユナイテッドが対戦。イブラヒモビッチが決勝点を決め、2-1で勝利したユナイテッドが今季初タイトルを獲得している。

 ユナイテッドのMFジェシー・リンガードとレスターのジェイミー・ヴァーディがそれぞれ決めた得点により1-1で迎えた83分、右サイドで仕掛けたMFアントニオ・バレンシアが中央にクロスを上げる。

 すると、ファーサイドにいたイブラヒモビッチがヘディングシュートを放ち、ゴール右隅に決めた。これが決勝弾となり、ユナイテッドはクラブ最多となる21度目のコミュニティ・シールド制覇を成し遂げ、今季初のタイトルを手に入れている。

 決勝弾を決めたイブラヒモビッチは、「ユナイテッドはオレがこれまでプレーしたクラブで最も偉大なクラブだ」と試合後にその喜びを語ると、「このレベルに値するクラブはミランしかいない」と過去に在籍した古巣ミランを称賛した。

 実際その通り、イブラヒモビッチはパリ・サンジェルマン(PSG)を退団する前にも同じ発言をしており、当時も古巣への帰還が噂されていた。ミランでは2010年から2シーズン過ごし、2011/2012シーズンには自己最多となる公式戦合計35得点、15アシストを記録している。

 未だにミランに未練が残っているイブラヒモビッチ。近い将来に再び古巣へ戻って来る日が訪れるかもしれない。

【了】

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