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ポグバの後釜はセスクか。チェルシーのコンテ新監督がユーベへ獲得を推奨

text by 編集部 photo by Getty Images

セスク・ファブレガス
チェルシーのMFセスク・ファブレガス【写真:Getty Images】

 ユベントスは、チェルシーのスペイン代表MFセスク・ファブレガスの獲得を考えているようだ。12日付のイタリア紙『トゥットスポルト』が報じている。

 先日マンチェスター・ユナイテッドへ移籍したポール・ポグバの代役を探しているユベントスは、以前からチェルシーのセルビア代表MFネマニャ・マティッチがお気に入りだ。

 ユベントス指揮官のマッシミリアーノ・アッレグリ監督は、長期離脱しているMFクラウディオ・マルキジオの代わりに、今夏に加入したMFミラレム・ピャニッチを中盤の底で起用。しかし、クラブは同選手の背後をカバーできる選手を探しており、フィジカルの強いマティッチをリストアップした。

 しかし先日、元ユベントス指揮官で今季からチェルシーの指揮を執るアントニオ・コンテ監督が、マティッチの移籍の可能性を否定。一方でコンテ監督は、同選手の代わりにファブレガスの獲得をユベントスへ勧めたと報じられている。

 ファブレガスは、ゲームメーカーとしてトップクラスの選手だ。現在年俸700万ユーロ(約8億円)を受け取っているが、移籍金と年俸を合わせて約4500万ユーロ(約51億円)で成立する取引だと報じられており、ユベントスは獲得を検討しているとみられている。

 2014年にチェルシーに加入したファブレガスは、開幕戦からボランチとしてレギュラーに定着すると、プレミアリーグの優勝に貢献。しかし昨季は、チェルシーでもスペイン代表でも期待通りの結果が出せず、悔いの残るシーズンとなってしまった。

 ポグバの代役探しが難航しているユベントス。果たしてファブレガスが、中盤を完成させるための最後の駒となるのだろうか。

【了】

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