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高須院長がブラジル到着。ナイジェリア代表に寄付のため“葵の印籠”を入手【リオ五輪サッカー】

text by 編集部 photo by Getty Images

ナイジェリア
高須克弥院長が支援するU-23ナイジェリア代表【写真:Getty Images】

 リオ五輪に参加しているU-23ナイジェリア代表への資金援助を表明している高須クリニックの高須克弥院長が、現地ブラジルに到着したようだ。

 ナイジェリア代表は大会直前から給与未払いが問題となっており、準々決勝デンマーク戦直前にサムソン・シアシア監督がボイコットを仄めかすなど深刻な資金難に陥っている。

 高須院長はナイジェリア代表を救済すべく、現金2000万円を寄付することを表明。当初は大使館経由で寄付をしようとしたが、政府の要人とコンタクトが不十分だったことからブラジル入りすることを決断している。

 日本時間18日に自身のツイッターを更新し、「ブラジルの税務署に見せる葵の印籠だな。さがれさがれ。しずまれしずまれ。この印籠が目に入らぬか」とのメッセージとともにブラジル税務署に提出するための在日本ナイジェリア大使館からの推薦状を公開した。

「ドクター・タカスは当国の大使館にナイジェリア代表のサポーターであることが知られていることをここに証明します。彼は3位決定戦のナイジェリア対ホンジュラスを観戦するために2016年8月20日にブラジルのベロ・オリゾンテへ渡航しています。下記の通り、パフォーマンスに応じてナイジェリア代表に寄付する予定です。ご協力をお願い致します」

 なお、寄付先の名義はシアシア監督に20万USドル(約2000万円)、キャプテンのジョン・オビ・ミケルに19万USドル(約1900万円)となっている。

 グループステージの日本戦直前にはキャンプ地アメリカからの出発が遅れて試合開始当日にブラジル入りするなどトラブル続きのナイジェリアだったが、順調に大会を勝ち進んでいる。

 準決勝のドイツ戦では敗れてしまったものの、20日に行われる3位決定戦に勝利すれば銅メダル獲得となる。

【了】

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