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ドイツの“皇帝”、心臓手術を敢行。独W杯招致における家宅捜査の翌日に入院

text by 編集部 photo by Getty Images

フランツ・ベッケンバウアー
心臓手術を受けたフランツ・ベッケンバウアー氏【写真:Getty Images】

 元ドイツ代表でバイエルン・ミュンヘンの名誉会長であるフランツ・ベッケンバウアー氏が心臓手術を受けていたことが判明した。5日付の独紙『ビルト』が報じている。

 先週の金曜日にドイツ南部の病院に入院したベッケンバウアー氏は、現地時間4日に心臓バイパス手術を受けた。この手術は緊急を要する手術ではなく、すでに数週間前から予定されていた手術だと報じられている。

 ベッケンバウアー氏は先週、ドイツワールドカップ招致において同大会の組織委員長を務めた同氏とその他3名の組織委員がマネーローダリングをした疑いがあるとしてスイス検察に調査の対象にされた。

 それにより同検察は、オーストリア中北部のザルツブルクにあるベッケンバウアー氏の住居に家宅捜査を敢行。その日の翌日にベッケンバウアー氏は心臓手術を受けるために入院している。

 この手術を受けた場合、一般的には1週間から10日間の入院が見込まれているという。そのためベッケンバウアー氏は、9月11日に迎える71歳の誕生日を病院で過ごさなくてはならなくなったと報じられている。

【了】

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