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ウィルシャーの移籍は”勇敢な決断”。指揮官が期待「ターニングポイントになる」

text by 編集部 photo by Getty Images

ジャック・ウィルシャー
ボーンマスに移籍したジャック・ウィルシャー【写真:Getty Images】

 今夏の移籍市場でアーセナルからボーンマスに期限付き移籍した24歳のMFジャック・ウィルシャーについて、ボーンマスを率いるエディ・ハウ監督が期待感を示した。8日に英紙『スカイスポーツ』が報じている。

 ウィルシャーはアーセナルの下部組織で育ち、16歳という若さでトップチームに昇格。同年9月に行われたブラックバーン戦でクラブ史上最年少となる16歳256日でプレミアリーグデビューを果たした。

 早くから才能を見込まれたウィルシャー。しかし、2009/2010シーズンから徐々に負傷離脱の機会が増え始める。2011/2012シーズンには疲労骨折や膝の負傷、足首の手術などで全試合欠場の屈辱を味わった。短期間だけボルトンに移籍した時期もあったが、毎年のように負傷に悩まされながらも放出されることなくアーセナルにとどまっている。

 そして今回、ボーンマスに移籍するという決断を下した。エディ・ハウ監督はウィルシャーについて「勇敢な決断が、上手くいけば彼のキャリアにとって良いものになると考えている。彼が今季を振り返った時に上手く結果を残せていれば、それがターニングポイントになるだろう」と語り、負の連鎖を断ち切る良い機会だと考えているようだ。

【了】

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