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“イブラ節”が炸裂! 古巣PSGに関して懐かしいものは…「給料」

text by 編集部 photo by Getty Images

ズラタン・イブラヒモビッチ
マンチェスター・ユナイテッドのズラタン・イブラヒモビッチ【写真:Getty Images】

 マンチェスター・ユナイテッドのFWズラタン・イブラヒモビッチが、昨シーズンまで所属していたパリ・サンジェルマン(PSG)を離れたことで失ったものとは何だろうか? 9日付のフランスメディア『SFR』が伝えたインタビューの中での同選手の回答が話題となっている。

 イブラヒモビッチは、昨季まで4年間を過ごしていたPSGを契約満了に伴い退団。夏の移籍市場でユナイテッドに加入することが決定した。ジョゼ・モウリーニョ新監督の率いるチームでは、今季の公式戦4試合で4ゴールを挙げ、さっそく期待に応える活躍を見せている。

 そのイブラヒモビッチは、PSGのチームやパリの街を懐かしむことはなくとも、ひとつだけ古巣を懐かしむ理由があるようだ。「PSGやパリの懐かしいものとして、最初に思い浮かぶものは?」との質問を受け、「パリでの最後の給料だ」と笑いながら答えている。

 PSGもユナイテッドもイブラヒモビッチの給与を公開してはいないが、『ESPN』が伝えたところによれば、同選手はユナイテッドとの契約時に週給26万ユーロ相当額を要求していたという。一方、PSGでの給与は週給約29万ユーロと推定されており、イブラヒモビッチは移籍により週給3万ユーロ(約345万円)、年俸にして約1億7000万円を失ったことになる。

 PSGを去った際には「王のように来て、レジェンドのように去る」と言い残し、ユナイテッド加入時には「マンチェスターの“王”になるつもりはない。オレはマンチェスターの“神”になる」と豪語するなど、他の選手にはマネのできないような発言でもたびたび注目を集めるイブラ。今後もプレーだけでなく、言葉でもファンを楽しませてくれそうだ。

【了】

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