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乾vs清武、リーガ史上初の日本人対決なるか!? “桜の同僚”が4度目の激突へ【注目試合プレビュー】

現地時間17日、リーガエスパニョーラ第4節で乾貴士が所属するエイバルと清武弘嗣が所属するセビージャが対戦する。過去リーガエスパニョーラで日本人が同じピッチに立ったことはなく、もし2人が同時に出場すれば初の日本人対決が実現する。果たして、日本サッカー界における新たな瞬間は訪れるのだろうか。

text by 編集部 photo by Getty Images

リーガ史上初の日本人対決は実現なるか?

清武 乾
セビージャの清武弘嗣(左)とエイバルの乾貴士(右)【写真:Getty Images】

 今週末に開催されるエイバル対セビージャは、日本サッカー史において特別な一戦になるかもしれない。

 過去、リーガエスパニョーラでプレーした日本人選手は8人。そして今季、清武弘嗣がハノーファーからセビージャに移籍し、エスパニョールとの開幕戦に出場したことで9人目の選手となった。

 しかし、この9人の選手が同じピッチに立ったことはない。だが、城彰二氏が2000年に初めてリーガのフィールドに足を踏み入れてから16年半、ついに史上初の日本人対決がスペインで実現する可能性が訪れた。

 奇しくも、清武が相対するのはセレッソ大阪でともにプレーし、ドイツ時代にもしのぎを削ってきた乾貴士である。

 この2人は清武が大分トリニータから加入した2010年1月から、乾がボーフム(ドイツ2部)に移籍する2011年8月までの1年半の間、同じ桜色のユニフォームに袖を通した仲だ。

 リーガエスパニョーラでは史上初の日本人対決だが、両者はドイツ・ブンデスリーガで3度対戦した過去がある。

 初対決は2012/13シーズン、フランクフルトの乾がゴールを決めて清武擁するニュルンベルクに2-1の勝利。その後は同12/13シーズンにスコアレスドロー、清武がハノーファーに移籍した14/15シーズンにもフランクフルトと2-2の引き分けと、乾の1勝2分となっている。

 もしこの試合でリーガ史上初の日本人対決が実現すれば、国を変えて4度目の激突となる。

 ヨーロッパリーグ王者のセビージャは今季のリーグ戦で2勝1分の2位。対するホームのエイバルも1部残留が目標でありながらも2勝1敗の6位と好位置につける。チームの今後を占う意味でも、どちらも重要な一戦となることは間違いなさそうだ。

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