マンチェスター・シティの本拠地エティハド・スタジアム【写真:Getty Images】
マンチェスター・シティの本拠地エティハド・スタジアム周辺には、今週”ニンニク”のにおいが漂っていたという。同クラブが採用した少々変わり種のピッチ管理法を、16日付の英紙『デイリー・メール』などが伝えている。
現地時間14日に行われたチャンピオンズリーグのグループステージ初戦で、シティはボルシア・メンヒェングラッドバッハとホームで対戦し、4-0の快勝を収めた。試合の終了後、観客が会場を後にした深夜になってから、スタジアム周辺には刺激的なにおいが立ち込めてきたようだ。
その原因は、グラウンド管理者たちがピッチ上にニンニク成分入りの液体を散布していたことにあった。芝に被害をもたらす寄生虫を予防するための新たな対策法だという。隣接するアカデミーのサッカーピッチでも同様の措置が取られているとのことだ。
万全な管理のおかげで、エティハドのピッチは良好な状態に保たれている。今季開幕から公式戦7戦全勝と絶好調なシティだが、その秘訣はこんなところにもあったのかもしれない。17日にはプレミアリーグ第5節の試合でボーンマスをホームに迎えるが、観戦に訪れるファンとしてはにおいが完全に消えていることを願いたいところだろう。
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