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前節黒星のバルサ、指揮官に油断なし「アラベスだって、我々に勝ったのだ」

text by 編集部 photo by Getty Images

ルイス・エンリケ
バルセロナのルイス・エンリケ監督【写真:Getty Images】

 前節、まさかの敗戦を喫したバルセロナ。指揮官ルイス・エンリケ監督は、昇格組レガネスと戦う今節に向け気を引き締めている。16日、スペイン紙『アス』が報じている。

 リーガエスパニョーラ戦3節、昇格組アラベスに敗れたバルセロナ。今節も同じく昇格組レガネスとの対戦になる。ルイス・エンリケ監督は「彼らはこの3節で3つの異なる結果を出している(1勝1分1敗)。彼らは5バックで守ることもできる。だが、彼らは勇敢なチームだ」と述べ、「ラインを前に作り、プレッシャーをかけるスタイルを好む。アラベスも我々に勝ったのだ。我々がいいパフォーマンスを出せなければ、勝てないかもしない」と警戒する。

 そして「彼らにとってこの試合がギャンブルであれば、我々にとって難しいものとなる。彼らは短い期間で一気に一部リーグに昇格してきた。そして攻撃的な選手を有している。だが、我々は、我々のサッカーをすることを意識しなければならない」と続ける。

 ミッドウィークのチャンピオンズリーグ(CL)ではMSN(リオネル・メッシ、ルイス・スアレス、ネイマール)の3人で6ゴールと爆発し、今節も3人そろってのスタメンが予想されるが「我々はシーズン65試合戦う。皆が全ての試合でプレーするのが不可能なのは明らかだ」とコメントしている。

 「レアル・マドリーとの直接対決はまだ先のことだ」とライバルへの言及は避けたものの、シーズン序盤でこれ以上の差を広げられるのは何としても避けたいところだ。CLで取り戻した本来の姿をリーガでも見せられるか。

【了】

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