アルゼンチン代表FWパウロ・ディバラは、ユベントスでプレーしていることに満足しているようだ。20日付の仏誌『ソー・フット』が報じている。

　昨季に残留争いをするパレルモからタイトル争いをするユベントスへ移籍したディバラ。合計4000万ユーロもの高額移籍金で加入したが、プレッシャーに押し潰されることなく昨季の中盤から攻撃の中心となると、公式戦46試合に出場して23得点9アシストを記録し、昨季に欧州で最もブレイクした若手選手の1人となった。

　この活躍により一気に欧州のビッグクラブから注目を集めたディバラは、最近ではバルセロナが獲得を狙っていると噂されている。その一方でユベントスは間もなくディバラと契約を更新する見込みだとも報じられているが、そこでディバラ本人が自身の将来について語った。

　ディバラは、「もし9000万ユーロ(約102億円）とも言われるバルセロナのオファーを断ったのであれば、つまりそれはクラブが本当に僕に満足しているってことだね」と述べると、「このような金額を断ることなんて難しいことだから、僕に期待することを決断したユベントスに感謝しなければいけない」と、なんとしてでも若き新エースをチームに引き止めようとしたクラブに対して喜びを表現している。

「僕はここで幸せだよ。世界最高のクラブの1つなんだ。もしいつかここから出て行かなければならないとすれば、その時は僕のためではなくクラブのためだけにそうする」

　ユベントス愛を語ったディバラ。チームを牽引する若き不動のエースは、現地時間22日に予定されているミランとのビッグマッチで昨季に続き再びゴールを狙う。

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