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マンUの優勝確率は1%、降格は2%? 英メディアがデータを元に予測

text by 編集部 photo by Getty Images

マンチェスター・ユナイテッド
苦戦するマンチェスター・ユナイテッド【写真:Getty Images】

 データに基づいた予測によれば、現時点で今シーズンのプレミアリーグ優勝の最有力候補はアーセナルであり、その確率は32%だという。4日付の英メディア『スカイ・スポーツ』が伝えている。

 今季プレミアリーグは10試合を終えた時点で首位3チームが同勝ち点、4位もわずか1ポイント差という混戦となっており、最終順位を予想するのは容易ではない。だが『スカイ・スポーツ』は、チェスで選手のランク付けに用いられる方式をサッカーに応用したという予測ツール「プレミア・プレディクター」を用いて、現時点での各チームの優勝や降格などの確率を算出している。

 チームの調子や過去の成績、ホームアドバンテージや対戦日程などの様々な要素を加味した上で、各試合における両チームの勝利あるいは引き分けの可能性を算出。その予測を通算し、最終順位の確率が求められるとのことだ。

 それによれば、優勝確率が最も高いのはアーセナルで32%。以下マンチェスター・シティが20%、チェルシーが16%、トッテナムが15%、リバプールが13%と続き、この5チームのいずれかが優勝する可能性は計96%ということになる。マンチェスター・ユナイテッドはわずか1%、昨季王者レスター・シティは「1%未満」だとされている。

 チャンピオンズリーグ出場権を獲得できる4位以内の確率も前述の5チームが飛び抜けており、アーセナルは80%、5番目のリバプールは60%。ユナイテッドは4位以内に入る確率さえ14%しかないと予測されている。

 10試合終了時における“史上最低成績“を更新した最下位サンダーランドは、このまま降格する確率が68%だという。ハル・シティが52%、スウォンジー・シティが47%であり、現時点の順位表でも下位を占めるこの3チームの圧倒的不利が予想される。ユナイテッドが降格する確率は2%で優勝確率より高く、レスターにも5%で降格の可能性があるとの予測だ。

【了】

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