仏1部のロリアンが、一部報道で名古屋グランパスの監督就任が噂されるポール・ル・グエン氏の招聘に動いているようだ。7日に仏メディア『le10sport』が報じている。

　2016シーズンのJ1を16位で終えた名古屋はクラブ史上初のJ2降格が決まっており、ボスコ・ジュロブスキー監督の退任が発表されている。

　対するロリアンは第12節が終了した時点でリーグ最下位につけており、今年10月に成績不振を理由にシルヴァン・リポル監督を解任していた。その後、後任候補に挙がったル・グエン氏と交渉を行っているが1度拒否されている。

　同メディアによると、ロリアンはル・グエン氏に対して2度目のオファーを提示したとのこと。チームの立て直しに向けてル・グエン氏を招聘したい考えのようだ。

　ル・グエン氏は過去にリヨンやパリ・サンジェルマン、オマーン代表などを率いた経験がある。リヨンの指揮官に就任した2002/2003シーズンからの3年間は連続でリーグ優勝に導くなど結果を残した。

　2009年にはカメルーン代表の指揮官に就任し南アフリカW杯で戦っている。グループリーグで日本代表などと対戦したが、3戦全敗となりグループ最下位で終えている。

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