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台湾の黒田監督、連敗にも前を向く。「最終戦では改善の結果を見せたい」

text by 編集部 photo by HKFA

香港対台湾
香港が台湾に勝利【写真:HKFA】

 水曜日に行われた男子EAFF E-1 Football Championship 2017予選第2ラウンドの試合で台湾代表に4-2の勝利を収めた香港代表だが、キム・パンゴン監督はまたしても終盤にゴールを奪われてしまったことを嘆いている。

 4ゴールを奪う活躍を見せたアレックス・アカンデがホームの観客を熱狂させたとはいえ、最後に台湾のチェン・チャオアンにゴールを許したことで、香港は得失点差で北朝鮮を追いかける状況でピッチを後にすることになった。北朝鮮は先に行われた試合でグアムに2-0の勝利を収めていた。

「3点差で試合を終えたいと思っていたが、またしても最後の最後に決められてしまった」とキム監督は試合後に話している。「次のレベルへの向上を図りたいのであれば、こういう状況を乗り越えなければならない」

「北朝鮮を破らなければならないことは分かっている。次の試合では、我々はより強いファイティングスピリットを持って戦うことになるだろう」

 就任からまだ1週間しか経過していない台湾の黒田和生監督は、チームの気持ちのこもったパフォーマンスを前向きに捉えており、最終戦に勝つことで大会を良い形で終えることを目標としている。

「敗れたのは、ホームの香港が素晴らしいサポートを受けていたことも一因だった。また、相手の攻撃に耐えられなかったためでもある」と日本人指揮官は語った。「試合ごとに改善を続けていきたい。グアムとの試合では、その改善の結果を見せられることを願っている」

 台湾は土曜日の現地時間15時キックオフの試合でグアムと対戦。香港と北朝鮮は、来年の本大会への出場を懸けて18時から激突する。

【了】

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