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2連勝の北朝鮮が”日本行き”に王手。「チームは強さを増している」

text by 編集部 photo by HKFA

北朝鮮対グアム
北朝鮮がグアムに勝利【写真:HKFA】

 北朝鮮代表は、水曜日に行われた男子EAFF E-1 Football Championship 2017予選第2ラウンドの試合でグアム代表に2-0の勝利を収めた。コーチのラ・ポンギ氏は、選手たちのフィジカル面の強さに向上がみられたことを強調している。

 前半にはマタオ(グアム代表の愛称)の組織的な守備に苦しめられた北朝鮮だが、67分にソ・ヒョンウクが先制点。終盤にはパク・グァンリョンがフリーキックを決めて勝利を確実とした。

「初戦(台湾戦)では良い戦いができなかったが、プレーを重ねるごとにフィジカル面で強さが増している」と、ベンチ入り禁止処分を受けていたヨルン・アンデルセン監督に代わってメディアに対応したラ・ポンギ氏は語った。

「(香港戦では)選手たちは今日のように戦ってくれると我々は信じている。精神面の強さだけでなく、フィジカルの強さや戦術も武器とすることができるだろう」

 グアムは来年の本大会に進めないことが確定したが、ダレン・サワツキー監督は格上相手に選手たちが見せたパフォーマンスに満足している様子だ。

「試合のほとんどの時間帯で、選手たちは素晴らしい仕事をしてくれていた。序盤のチャンスを決めることができていれば結果は変わっていたかもしれないが、私は選手たちに満足している。本当に必死に戦ってくれた」とアメリカ人指揮官は試合後に語った。

「組織力とコンディションに優れたチームを作り上げていくため、これからの道のりはまだまだ長い。まだいくつかのピースが欠けている」

 土曜日の旺角大球場では、先に行われる試合でグアムが台湾と対戦。開催国の香港と対戦する北朝鮮は、引き分け以上の結果なら来年日本で開催される本大会へ進むことができる。

【了】

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