フットボールチャンネル

マンUの存在は”宗教”にも匹敵?「我々は他クラブとはスケールが異なる」

text by 編集部 photo by Getty Images

オールド・トラフォード
マンチェスター・ユナイテッドの本拠地オールド・トラフォード【写真:Getty Images】

 ソーシャルメディア上におけるマンチェスター・ユナイテッドの存在は、”宗教”にも匹敵するほどのものである。ユナイテッドのマネジングディレクターであるリチャード・アーノルド氏はそう主張している。9日付の英紙『デイリー・メール』が伝えた。

 ユナイテッドは現在SNS上において、ツイッターで920万人以上のフォロワー数、フェイスブックで7150万以上の「いいね!」数を誇る。いずれもバルセロナやレアル・マドリーには劣るものの、イングランドのクラブとしては最多となっている。

「我々のエンゲージメントのレベルは、比較するとすれば、宗教にも似たものだ」とアーノルド氏は、リスボンで開催されたイベント「ウェブ・サミット2016」で語った。「ジョン・レノンは、『ビートルズはイエスよりもビッグだ』と言ったことが知られている。そういう形で(宗教への)敬意を欠くつもりはないが、相互のやり取りや愛着の面において、マンチェスター・ユナイテッドと並ぶレベルにあるのは世界の主要宗教しかない」と述べている。

 アーノルド氏は、MFポール・ポグバがクラブに復帰した際の「ポグバック」キャンペーンもSNS上で大きな成功を収めたとして誇りつつ、スポーツの世界においてはユナイテッドは別格の存在だと主張。「リーグ内の他のクラブと我々とはスケールが異なる。世界中のどのスポーツ、どのチームを含めても我々は最もビッグだ。スポーツは世界において最も強い愛着を生むもののひとつだが、我々はその中で一番だ」

 アーノルド氏によればユナイテッドのファンは世界で6億5900万人にも達し、「アメリカ2ヶ国分が同じチームを愛しているようなもの」だという。ピッチ上ではここ数年苦戦が続き、かつてのようにタイトルを争う機会が減少しているユナイテッドだが、人気はまだまだ健在なのだろうか。

【了】

KANZENからのお知らせ

scroll top