ドイツ・ブンデスリーガのアウクスブルクを率いるディルク・シュスター監督が、FW宇佐美貴史の現状について語った。独紙『キッカー』が伝えている。

　今年6月にアウクスブルクと4年契約を交わした宇佐美は、2度目のドイツ挑戦でも難しいスタートとなった。ブンデスリーガ開幕戦の終盤に投入されたあとは、出番がない状況が続いている。

　その宇佐美についてシュスター監督は、「攻撃面については良い個の力がある」と、一定の評価を下した。一方で、「守備のフィジカルが十分ではない。我々はそこに取り組んでいる」と課題を指摘している。

　それでも、「大きな差ではない。ただ、ほかの選手が少しだけリードしているんだ」と指揮官は述べており、今後の成長に期待をのぞかせた。

　まだ信頼を得られていない宇佐美だが、監督の要求ははっきりしている様子。チームが求めるフィジカルを手にしたとき、ピッチを走る宇佐美の姿が見られそうだ。

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