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メッシ、ブラジル戦完敗にショック「このクソのような状況を変えなければ」

text by 編集部 photo by Getty Images

リオネル・メッシ
アルゼンチン代表のリオネル・メッシ【写真:Getty Images】

 現地時間10日に行われたロシアW杯南米予選第11節の試合で、アルゼンチン代表はブラジル代表に0-3の敗戦を喫した。試合後に落胆をあらわにしたFWリオネル・メッシのコメントを、11日付のスペイン紙『マルカ』など複数メディアが伝えている。

 南米予選でW杯出場圏外の6位と苦しい状況に置かれているアルゼンチンは、対照的に首位と順調な宿敵とアウェイで対戦。メッシら強力アタッカー陣を擁しながらも無得点で敗れ、予選突破に向けてさらなる窮地に追い込まれている。

「ポジティブに考えて、今の僕らが過ごしているこのクソのような状況を変えていかなければならない」とメッシ。アルゼンチンが苦境にあることを認めながらも、「僕らはまだ生きている。落ちるところまで落ちたが、まだ自分たち次第だ。とにかく上へ行くしかない」と望みを捨てない姿勢を示した。

 アルゼンチンにとっては幸いなことに、首位ブラジル、2位ウルグアイに次ぐ3位以下は混戦となっており、挽回のチャンスは十分に残されていると言える。「まだ7試合残っていて、時間はある。この試合のことは忘れて、今後に向けてしっかり準備するべきだ」とメッシは意気込みを口にしている。

 アルゼンチンの次の試合は15日、ホームでのコロンビア戦となる。3位コロンビアと6位アルゼンチンとの差は2ポイントしかなく、勝利を収めれば大きく状況を変えることができるかもしれない。

【了】

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